呆然

今日、楽と一緒に病院へ行ってきました。
猫風邪の経過を見ていただき、まだ完治とはいかないものの、
「良くなってきてますね〜」と言っていただけました♪
万歳!!
がっくんの炎症を起こしていた目も、
徐々にですが綺麗になってきています。
そして、もうひとつの心配事…離乳食を食べれないことについて相談してきました。
最近のがっくんは…
ミルクはグビグビ飲んでくれるけれど、離乳食は、少し食べただけでもヒックヒックしゃっくりのような状態になってしまい、苦しそうに唸ることもある。
酷い時には嘔吐してしまう。
嘔吐した後は食欲がなくなり、ミルクすらも飲んでくれなくなってしまいます。
以上のような、ここのところ気になっていた症状を、ありのままに先生にお話しました。
すると、先生が検査をしてみましょうと提案してくださいました。
胸部のレントゲンと、食べ物がどのように食道を通って胃に到達するかを見るためにバリウム検査をしていただくことになりました。
がっくんは、検査のために半日病院へ入院(ノД`)
後ろ髪をひかれながら、私と夫は病院から一時帰宅しました。
夕方、検査結果をきくために病院へ。
そこで宣告されたのは、あまりにもショックな現実でした。
がっくんは、
「右大動脈弓遺残症」
という病気の疑いがあると診断されました。
右大動脈遺残症とは、誕生と同時になくなるはずの血管が生後も残ってしまい、その血管が食道を締めこんでしまうために障害が発生してしまう先天性の病気だそうです。
犬にはそんなに珍しい病気ではないそうですが、猫ではとても珍しい病気だそうです。
離乳食にバリウムを混ぜたものを食べさせて撮影したレントゲンを見て、とてもびっくりしました。
ちょうど、心臓の横のあたりで食道が締め付けられて狭くなっているらしく、そこから上の部分に離乳食とバリウムが溜まってしまい、食道がとても大きく膨らんでいました。
がっくんの場合は、液体はわずかな隙間からうまく食道を通過できるみたいですが、固形物はほとんど胃まで到達できないようです。
食道を通過できない固形物を嘔吐してしまっていたということだそうです。
食道が膨らむと気管を圧迫してしまうので、とても危険だそうです。
実際、がっくんのレントゲンでは、大きく膨らんだ食道が、気管を圧迫してしまっていました。
治療は、手術をして食道を圧迫している血管を除去するしか方法はないそうです。
そして、猫の場合は難しい手術になる為に、かかりつけの病院では手術はできないと言われました。
循環器科の専門の先生にお願いするしかないそうです。
心臓の近くを手術するので、それなりのリスクもあるそうです。
主治医の先生の知る限りでは、県内には手術のできる循環器科の専門の先生がいらっしゃらないそうです。
手術を受ける場合は、隣県の病院に行くことになります。
あと、がっくんはまだ小さいので、すぐ手術ができるかどうかも、専門の先生のご判断にゆだねるしかないそうです。
今まで、大きくなってほしい!免疫力を付けてほしい!と思って食べさせてきた離乳食は、がっくんにとってはとても苦痛だったということを、レントゲンを見て痛感しました。
食道が気管をかなり圧迫していたし、吐き気と息苦しさで、きっと凄く辛かっただろうと思います。
それを思うと、申し訳なくてて、申し訳なくて…。
帰宅してから、泣けて泣けて仕方ありません。
そんな辛い思いをさせてしまっていたかあちゃんなのに、ナデナデしたり抱っこしたりするとゴロゴロ言ってくれるがっくんの姿に、また涙です。
がっくんは、とっても元気です。
ミルクを飲んで、部屋中を走り回って、そして疲れて爪とぎの上で眠っちゃいました。
穏やかな寝顔で、それだけが救いです。
診断を聞いて、私も夫も目の前が真っ暗になり…絶句してしまいました。
今後のことを決めなければならないのですが、今はショックが大きくて、気持ちが動揺しまっています…。
いろいろ情報収集したり、
これからのことを話しあったり、
しなくちゃいけないことはたくさんあります。
まずは心を落ち着けなければ。
私がしっかりしなければ。



さやかさん、まちゃこさん、コメントありがとうございます。
せっかくコメントをいただいたのに、お返事を書けていなくてごめんなさい…。
気持ちが落ち着いたら、お返事を書かせていただきますね。
よろしくお願いします。