「猫への詫び状」

「猫への詫び状」香取章子
を読みました。
19人の著名人が語る、忘れることのできない愛猫との実話が書かれています。
私も猫と暮らす者として、とても興味深く読みました。
19人それぞれの猫との出会いの物語があり、そしてそれぞれの別れがあって、どのストーリーにも胸を打たれました。
猫と一緒に生活するようになって大変なこともたくさんあるけれど、
でもそれ以上にたくさんの幸せをもらっています。
命の大切さ、尊さ、愛しさ…いっぱい感じることができます。
毎日の生活の中で、猫たちと出会えたことに感謝しない日はありません。
でもそれと同時に、いつか必ず来る別れの時が怖くてしかたありません。
19人の方のそれぞれの愛猫との出会いと別れを読んで、心構えが少しできた気がします。
毎日毎日おもいっきり可愛がってあげること。
万が一病気になってしまったら、その子の為にできる限り精一杯を尽くすこと。
そして、最後は看取ってあげること。
飼い主として当たり前のことだけれど、
その当たり前をしっかりとしてあげたいなって思いました。
あらためて強く思い、
強く誓いました。
なるべく考えないようにしていたいつか来る別れの事を、この本に出会えたことで、真剣に考えることができました。
今を大切に。
今を一生懸命に。

猫への詫び状 (ラッコブックス)

猫への詫び状 (ラッコブックス)