ツバメさん


夫の職場の方から、今年とれたての新茶を頂きました。
ぴっかぴかの一番茶!
嬉しいなぁ♪
お昼頃、玄関先の掃除をしに外へ出たら、玄関のドアの外側が何やら凄い汚れてる!!
藁とか土とかやたら落ちてる…!!
なんじゃこりゃ〜と思いながら、掃除。
掃除し終わってフッと上を見ると、なんとそこには作りかけのツバメの巣がありました。
納得。
ツバメさんの巣作りの落し物だったようです。
いつから作ってたんだろう?
気がつかなかった…!
そういえば、数日前にドアに鳥の糞が付いていて掃除したことがあったっけ。
…きっと、私達が気付かなかっただけで着々と巣作りしていたのねw
もっと早くに気付いていれば、巣作りから観察できたのになぁ…残念。
夫と相談した結果、このままツバメさんを見守ろうということになりました。
幸い、巣を作ったところは隅っこで、人間の出入りには支障がないところ。
糞で汚れる心配はあるけど、受け皿を作ったり、いろいろ工夫してみようという意見で一致しました。
夫いわく、
「ツバメが巣を作る家は幸せになれるんだって、巣を壊すのはよくないことだって教わってきた」
とのこと。
私も、小さい頃から実家に毎年ツバメが来ていたので、ツバメはとっても身近な存在です。
インターネットで調べてみたら、ツバメに関していろんな言い伝えがあることが分かりました。

「ツバメ」が巣をかける家は縁起が良い。(千葉、新潟、愛媛、宮崎など)
「ツバメ」が巣をかける家は吉事がある。(茨城、愛知、香川)
「ツバメ」が巣をかける家は病人が出ない。(栃木、千葉)
「ツバメ」が三度巣をかけると千万長者になる。(愛知)
「ツバメ」の巣が多いほど、その家は繁昌する。(栃木)
(実は「ツバメ」の方が人の出入りの多い家を選んでいると言われているそうです)
「ツバメ」が家の中や座敷に巣をかけると最高にめでたい。(宮城、石川、福岡など)
「ツバメ」が自在カギに巣をかけると金持ちになる。(長野)
「ツバメ」は衰える家には巣をつくらない。(山形)
「ツバメ」は火事を出す家には巣づくりしない。(秋田、山形、愛知、山口など)
(なので、「ツバメ」が巣をつくらなくなったら火事に気をつけるように、と言われる地方も あるそうです。また、「ツバメ」を殺すと火事になる、とも言われています。この言い伝えは、ツバメが巣をつくるような家の中をきちんとしている家なら、火事もおこらない、といういましめの意味もあるようです。また、「火」と結びつけた言い伝えが多いのは、「ツバメ」の喉が赤いからだという説もあります)
「ツバメ」は田の神様を負うてくる。(広島)
「ツバメ」が家の軒に巣をかけると豊作。かけぬと不作。(長野)
福島県耶麻郡では「ツバメ」が巣をつくるとアズキ飯を炊いて祝った。
新潟県南魚沼郡では「ツバメ」は大神宮様のお使い、つまり穀神のお使いだと考えられていた。


こんなにたくさん。
こんなに言い伝えがあるなんて、知らなかった!!
夕方、買い物に行く時に、家の前を旋回する二匹のツバメに会いました。
きっとこの子達が住人だ!!って思ったら、家族が増えたみたいで、なんだか嬉しくなりました。
これから毎日、こっそり観察しようと思います。
楽しみが増えましたvvv