「綿菓子」江國香織

私の好きな作家の一人の江國さんの「綿菓子」
あっという間に読んでしまいました。
児童書のような読みやすさ。
主人公の女の子（小学校高学年〜中学生）の視点で書かれているのだけれど、とっても大人びていて鋭い。
読んでいるとほのぼのするんだけど、でもよくよく考えてみると怖さもあったりして。
大人の世界にある矛盾を、女の子の視点から描いているからほのぼの読めるのかもなぁ。
心理描写が絶妙。
江國さんの文章は、やっぱり透明な感じがする。
ふわふわやわらかくって、でもその中にピリリと鋭いところもあったりして。
読んでいてとても心地よい。
やっぱり好きだなぁ♪
また違う本を借りてみよう！

綿菓子