「素晴らしき家族旅行」林真理子

幸子さん、最高！！！
この長編小説の中に出てくる、登場人物の幸子さんがとにかく最高。
旦那のおばあちゃんの看病を引き受け、姑の嫌味に耐え、子育てに奮闘し、日々明るく頑張る幸子さん。
どんなことがあっても明るく活発に日々過ごしていて、幸子さんの一言一言に「なるほど〜」ってうなずきながら読んでました。
もし近くに幸子さんが住んでいたら、私も信者になっていたかも（笑）
嫁姑問題や、遺産相続、寝たきりのおばあちゃんの看病や、親戚付き合いナド…問題山積み。
林真理子版の「渡る世間は鬼ばかり」といったかんじ。
結婚した今読むから、リアルに感じることができたのかも。
最後の終わり方が、なんだかほのぼのしていて良かった。
長編小説だったけど、でも飽きずに最後まで読むことができました。
面白かった♪

素晴らしき家族旅行

素晴らしき家族旅行 (新潮文庫)