「落花流水」山本文緒

とっても読み応えがあった。
山本文緒先生の作品は大好きで、今まで何冊か読んだことがあるけれど、今までで一番濃い作品だった気がします。
手毬という一人の女性の人生を描いた長編小説で、本人の視点からも複数の登場人物の視点からも書かれていました。
山本先生の本は読みやすくて、今回もぐいぐい引き込まれていって、あっという間に読んでしまいました。
時間を忘れて読みふけってしまったよ。
こうやって一人の人の人生を追って読めるのもいいもんだなぁ。
複雑な人間関係や、それぞれの登場人物のそれぞれの生き方も垣間見れたりして、深い一冊でした。
もっともっと山本先生の本を読みたくなりました。
私的感想★★★★☆

落花流水

落花流水